Journal of Amusement Mechanics

元TRPGプレイヤーがゲームシステムを中心に考察していきます。

TRPGの系譜4:クトゥルフの呼び声(1981)

クトゥルフの呼び声 (Call of Cthulhu)

  • 通称:CoC
  • 初版:1981年(アメリカ)
  • 開発者:Sandy Petersen
  • 世界観:コズミックホラー
  • ワールド名:クトゥルフ神話
  • 通貨:ドル(地域による)
  • 目的:宇宙的恐怖に好奇心で挑む
  • キャラクター:能力値R/職業C/技能P
  • パラメータ:能力値+技能
  • 職業:医師/ジャーナリスト/警官/ディレッタント/教授/狂信者など
  • 能力値:筋力/体力/体格/敏捷性/知性/教育/精神力/外見(8個)
  • ランダマイザー:1D100(パーセンテージロール)
  • 判定方法:下方判定
  • クリティカル:上位5%(ありうる限り最も良い結果)
  • ファンブル:下位5%(ありうる限り最悪の結果)
  • 無限ロール:なし
  • 1ラウンドあたりの時間:12秒
  • 重量システム:オプション(技能値にペナルティ)
  • ヒーローポイント:なし
  • キーワード:ベーシックロールプレイング/正気度(SAN値
  • 参考文献:Wikipedia
  • プレイ歴:あり
  • 同時期の作品:うる星やつら

今でも根強いファンに支えられるTRPG。正気度システムは代表的なキーワードであり、ラブクラフトの世界観の魅力を味わうに十分なシステムとなっている。パラメータは能力値(副能力値)と技能でほぼ処理できながら、世界観を表現するに余りあることからベーシックロールプレイングの優秀さがわかる。