- 通称:天羅
- 初版:1996年(日本)
- 開発者:井上純弌/遠藤卓司
- 世界観:機械と戦国がミックスしたハイパーオリエンタルファンタジーRPG
- ワールド名:天羅
- 通貨:文/小判/大判
- 目的:格好いい生き様を見せること
- キャラクター:アーキタイプC、もしくは種族C/能力値P/技能P/特殊装備P/業・因縁P
- パラメータ:能力値+技能+サムライ能力/式等の特殊能力
- 種族:人間/鬼/半鬼/傀儡/金剛機
- 職業:種族参照
- 能力値:体力/知覚/敏捷/知力/心力/共感(6個)
- ランダマイザー:nD6(能力値分ダイスロールし成功値以下を成功数とする)
- 判定方法:下方判定
- クリティカル:なし
- ファンブル:なし
- 無限ロール:なし
- 戦闘時間:60秒/Round
- 重量システム:なし
- ヒーローポイント:気合(ダイスの数を増やす/成功数を増やすなど)
- キーワード:気合/業/宿業/因縁
- 参考文献:天羅万象システムブック(ホビージャパン/マンガ図書館Z)/天羅万象ビジュアルブック(ホビージャパン/マンガ図書館Z)
- プレイ歴:なし
- 同時期の作品:ファイアーエムブレム聖戦の系譜/サクラ大戦
サイバー化したサムライや巨大な鋼鎧乗りが活躍する独特ながら魅力的な世界観のSF時代劇TRPG。山田風太郎作品やBASTARD!!などの影響も垣間見得る。判定方法は珍しい下方判定のダイスカウント制をとっており、クライマックスで多数のダイスを一度にふるという爽快感を生んでいる。コンセプトは時代劇らしく「格好いい生き様を見せること」でありそれをルール化した業システムが特徴。それ以外のルールは簡素化されている。キャラクターに沿った巧みなロールプレイは”気合”として行為判定を有利にし、使用した”気合”は”業”となって蓄積する。”業”は”因縁”に返還しなければいずれPCは"修羅"となってNPC化してしまう。ロールプレイ自体をシステムに取り込んだ好例の一つ。
「自分の体験に当てはめよう。」