Journal of Amusement Mechanics

元TRPGプレイヤーがゲームシステムを中心に考察していきます。

TRPGの系譜3:ルーンクエスト(1978)

ルーンクエスト (Rune Quest)

  • 通称:ルンケ
  • 初版:1978年(アメリカ)
  • 開発者:Greg Stafford
  • 世界観:ファンタジー
  • ワールド名:グローランサ
  • 通貨:ルナー (L)
  • 目的:所属するカルトの目的達成
  • キャラクター:出身地C/一族の歴史RC/ルーン親和性C/情熱C/能力値R/職業C/カルトC
  • パラメータ:能力値+命中部位+ルーン+技能
  • クラス:祈祷師助手/野盗/チャリオットの御者/工匠/芸事師/農夫/漁師など
  • 能力値:筋力/耐久/サイズ/敏捷/知性/パワー/カリスマ(7個)
  • ランダマイザー:1D100(パーセンテージロール)
  • 判定方法:下方判定
  • クリティカル:あり(特性に+50%加算)
  • ファンブル:あり(特性から-50%減算)
  • 無限ロール:なし
  • 1ラウンドあたりの時間:12秒/Round
  • 重量システム:オプション(技能値にペナルティ)
  • ヒーローポイント:なし
  • キーワード:ベーシックロールプレイング/命中部位/ストライクランク/ルーン
  • 参考文献:Rune Quest Roleplaying in Glorantha Quickstart and Adventure (2017)
  • プレイ歴:あり
  • 同時期の作品:スペースインベーダー

クトゥルフの呼び声RPG同様、ベーシックロールプレイングシステムを採用している。独特の世界観とルールが調和している。ファンタジーながら独自の世界観。パーセンテージロールを採用した初期の作品であり、成功確率がイメージしやすい。初期のバーションでは、種族の選択を実際の人口動態に即してロールで判定する仕様だったため、選択の自由が制限されていたが、そのストイックさが魅力でもあった。