Journal of Amusement Mechanics

元TRPGプレイヤーがゲームシステムを中心に考察していきます。

TRPGの系譜:ブルーフォレスト物語(1990)

ブルーフォレスト物語ツクダホビー版)

  • 通称:BFS/ブルフォレ/青森
  • 初版:1990年(日本)
  • 開発者:伏見健二
  • 世界観:オリエンタルファンタジー
  • ワールド名:遊星エルスフィア・シュリーウェバ地方
  • 通貨:銀貨
  • 目的:世界を旅して見聞を広め、悟りを開いて亜神となる。
  • キャラメイク:能力値R/職業C/魔法C/特技C
  • パラメータ:no data
  • 種族:人間
  • 職業:戦士/騎士/剣士/遊撃兵/闘士/神官/僧侶/修験者/呪術士/魔術士/魔道士/怪盗/義賊/盗人/旅芸人/吟遊詩人/船乗り/職人/行商人/薬師/学師/従者/森の民/海の民/野の民/市民
  • 能力値:体位/筋力/反射/容姿/知恵/器用など(7種)
  • リソース:HP
  • ランダマイザー:1D100
  • 判定方法:下方判定(段階的難易度)
  • クリティカル:no data
  • ファンブル:致命的失敗
  • 無限ロール:no data
  • 戦闘時間:no data
  • 重量システム:no data
  • ヒーローポイント:no data
  • キーワード:悟り値/寿命/力切り・命中切り/転職/ゴブリナ
  • 参考文献:Wikipedia/このごろ堂/Fujigami Imagination Laboratory
  • プレイ歴:なし
  • 同時期の作品:サンサーラ・ナーガ

独自のオリエンタルテイストを持つファンタジーTRPG。ダイスロールで決定された能力値の条件を満たす職業を選択し、職業によって装備や魔法に制限がつく。能力値が上昇し条件を満たせば転職も可能である。成長しやすく成長上限に到達するのも早いのが特徴で、ショートキャンペーンに向いている。行為判定は、ギア・アンティークと同じパーセンタイルロールと複数回ロール&成功を組み合わせる方法が採用されている。マジックポイントがなく、魔法は制限なく発動できる強大な力だが、ファンブルで暴走するなどリスクも大きい。特徴的なルールである「悟り」は、行為判定時に悟り値以下の目が出た場合必ず成功となり悟り値が1上昇するというもので、プレイするごとに行為判定の成功率は上がるが、悟り値が70を超えると亜神となりキャラクターロストとなる。また、キャラクターごとに設定されている寿命に到達すると、キャラクターが死亡する「寿命」ルールもある。