Journal of Amusement Mechanics

元TRPGプレイヤーがゲームシステムを中心に考察していきます。

TRPGの系譜:ローグライクハーフ(2023)

ローグライクハーフ

  • 通称:Rlh
  • 初版:2023年(日本)
  • 開発者:杉本=ヨハネ/紫隠ねこ
  • 世界観:ファンタジー
  • ワールド名:アランツァ
  • 通貨:金貨
  • 目的:ダンジョンやフィールドを探索して生きて宝物を持ち帰る
  • キャラメイク:副能力値C/能力値P/技能(スキル)C
  • パラメータ:能力値+技能
  • 種族:なし
  • 職業:なし
  • 能力値:技量点/生命点/副能力値(魔術点/幸運点/筋力点/器用点から選択)/従者点(4種)
  • リソース:副能力値
  • ランダマイザー:1D6
  • 判定方法:上方判定
  • クリティカル:出目が最大
  • ファンブル:出目が最小
  • 無限ロール:なし
  • 戦闘時間:なし
  • 重量システム:なし
  • ヒーローポイント:なし
  • キーワード:ローグライク/従者/マップタイル
  • 参考文献:ローグライクハーフ:基本ルール Ver.4.6(無料版)
  • プレイ歴:なし
  • 同時期の作品:ファイナルファンタジー16

TYOVに続いてこちらもソロプレイ可能なTRPG。PCとして2名、GMとして1名の計3名までプレイできるシステム。D66(2D6で2 桁を表現)でランダムイベントを指定(生成)するシステムは、TRPGというよりもゲームブックコンピューターRPGに近いが、ゲームブックよりも自由度が高い。ローグライクの名の通り、クリーチャーとの戦闘と宝物の入手が基本的なイベントの構成要素となっている。基本ルールは無料公開されている。ゲームマスターの負担を軽減し、システムを最小限するよう設計すると到達する一つの完成形とも言える。