Journal of Amusement Mechanics

元TRPGプレイヤーがゲームシステムを中心に考察していきます。

TRPGの系譜:ストリテラ(2022)

ストリテラ(Storyteller)

  • 通称:No data
  • 初版:2022年(日本)
  • 開発者:瀧里フユ/どらこにあん
  • 世界観:シナリオによる
  • ワールド名:なし
  • 通貨:なし
  • 目的:「オモテ」「ウラ」を持つキャラクターを通じ会話と演技で物語を紡ぐ
  • キャラメイク:オモテとウラの配役C
  • パラメータ:なし
  • 種族:なし
  • 職業:なし
  • 能力値:なし
  • ランダマイザー:なし
  • 判定方法:なし
  • クリティカル:なし
  • ファンブル:なし
  • 無限ロール:なし
  • 戦闘時間:なし
  • 重量システム:なし
  • ヒーローポイント:なし
  • キーワード:相談/キーワード/コレクト/フラグポイント
  • 参考文献:富士見書房公式 TRPG Online
  • プレイ歴:なし
  • 同時期の作品:すずめの戸締り

ダイスもゲームマスターもない。しかし、これも間違いなくTRPGと言えるだろう。プレイヤーはシナリオとキーワードを元に演技する(ロールプレイ=ストーリーテラーになる)ことでポイントを獲得する。最終的にポイント獲得数が多い人が目的達成(勝利)となる。メカニクスはこの点のみ。ルールがシンプルな分、シナリオの出来や俳優の演技力・瞬発力(大喜利力)の重要性が高い。TRPGの進化もここまでと思わずにはいられない。