- 通称:SW
- 初版:1989年(日本)
- 開発者:安田均(監修)/清松みゆき(システムデザイン)/グループSNE
- 世界観:ファンタジー
- ワールド名:フォーセリア
- 通貨:ガメル
- 目的:剣と魔法の世界の冒険
- キャラメイク:種族C/能力値R/生まれ表R/技能P/装備P
- パラメータ:能力値+技能
- 種族:人間/ドワーフ/グラスランナー/エルフ/ハーフエルフ
- 職業(技能):ソーサラー/セージ/シャーマン/ファイター/シーフ/プリースト/レンジャー/バード
- 能力値:器用度/敏捷度/知力/筋力/生命力/精神力(6個)
- ランダマイザー:2D6
- 判定方法:上方判定
- クリティカル:6ゾロ(2.8%)、打撃ロールでは2D6がクリティカル値(通常10:16.7%、シーフは9:27.8%)以上
- ファンブル:2ゾロ(2.8%)
- 無限ロール:あり(打撃ロールの加算)
- 戦闘時間:10秒/Round
- 重量システム:なし
- ヒーローポイント:なし
- キーワード:冒険者技能/レーティング表
- 参考文献:ソード・ワールドRPG完全版(富士見書房)
- プレイ歴:あり
- 同時期の作品:MOTHER
国内で最も普及したと言われている国産TRPG。技能として複数のクラス(職能)を習得できるマルチクラス制をとっている。ソード・ワールドの特徴の一つが、レーティング表を用いた数値処理である。D&Dのように多数のダイスを用意していなくても遊ぶことができるほか、ランダマイザーの値を直接用いる場合と比較して、数値を小刻みに設定できることから、バランス崩壊の抑制にも効果があると考えられる。この6面ダイス2個で遊べる簡便性と優れたバランス調整および優れたマーケティングによって、長らくプレイされるTRPGとなったのではないかと思われる。